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静岡の夏を制する意外な「S」

(2011年7月)


静清が最有力?

大変ご無沙汰しています。佑ちゃんが腹痛を起こして以来となります。そこでわかりやすく、今回は9日開幕の高校野球静岡大会の優勝校を探ってみようと思います。ズバリ…センバツ出場の静清が最有力だと、各紙の展望には書かれています。そりゃそうだ。センバツで見せたエース野村亮介投手の投球には驚かされました。見事なイメチェンでした。

エースが故障

彼は187センチの長身ながら、制球力と変化球の切れのいい「体の大きな技巧派」だと言う印象だったのですが、センバツではまっすぐで押す、スケールの大きな投球で、強打の日大三(西東京)を苦しめました。あの投球なら、夏の甲子園で優勝争いも期待できます。ただし、その絶対エースが、不注意で4月末に右足首をねんざしてしまいました。

飛龍に注目!

これで、一気に静岡大会が戦国モードに突入しました。対抗は常葉菊川、静岡商、飛龍、浜松西、韮山、常葉橘、掛川西、磐田東、聖隷クリストファーといったところが日刊スポーツを含めて各紙の候補に挙がっています。たしかに、これらの学校には力があります。その中でも私は飛龍に注目しています。

個性が確立!

春の県大会で静清を破ったという勢いがあります。野村の登板はなかったのですが、勝つために各選手が何をすべきか、役割分担ができていて、個性として確立されているからです。 なんだか回りくどい書き方ですが、個々の打力、小技の精度、スピードがしっかりしている。実に攻撃型のチームです。

無印に印を!

次々好チームと対する組み合わせは苦しいでしょうが、勝つごとに成長していくタイプにも見えるので、好結果につながるのではと、思っています。さらに、どこの展望、予想にも挙げられていない学校に注目。秋の県大会に初出場しながら、1回戦で敗れた誠恵です。たまたま、その試合を取材したのですが、打線のつながりは県のトップレベルでした。

柿沼がいい!

そして、柿沼友哉捕手がいい。肩の強さ、捕ってから投げるまでの速さ、勝利への執念、気迫など、県内ベスト3に入る捕手だと感心しました。(ちなみにほかの2人は静清・加藤、静岡商・中村)。なのに、なぜ1回戦負けなのか? が問題なのですが、細かい大切なことはこの際度外視にします。

がんばれ加藤

強いて挙げるなら加藤部長が私の大学時代の後輩というのが、不安材料か…。ということで優勝は誠恵だとここに記します。

決して身びいきじゃありませんよ。日刊スポーツはすべての球児を応援していますから。それでも、気になる…加藤、がんばれよ。
(日刊スポーツ静岡支局長 久我悟)


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