2009-10UEFAチャンピオンズリーグ
(2009年12月)
サプライズ
2009-10シーズンのUFFAチャンピオンズリーグは、2009年12月にグループリーグの全日程が終了し、決勝トーナメント進出チームが全て出揃った。グループリーグで一番のサプライズはリバプール(イングランド)の敗退だろう。
昨シーズンまで5大会連続決勝トーナメント進出。その間に優勝1回、準優勝1回の名門クラブがグループリーグを勝ち抜くことが出来なかった。1番の敗因は、中心選手の一人だったMFシャビ・アロンソの移籍だろう。リバプールは最後まで、彼が抜けた穴を埋めることが出来なかった。
豪華な組合せ
決勝トーナメント1回戦の組合せは抽選により決定し、グループリーグを1位通過したチームと2位で通過したチームが対戦する。対戦カードは下記のように決まった。
オリンピック・リヨン(フランス) ― レアル・マドリー(スペイン)
ACミラン(イタリア) ― マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
FCポルト(ポルトガル) ― アーセナル(イングランド)
バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) ― フィオレンティーナ(イタリア)
シュツットガルト(ドイツ) ― FCバルセロナ(スペイン)
オリンピアコス(ギリシャ) ― ジロンダン・ボルドー(フランス)
インテル・ミラノ(イタリア) ― チェルシー(イングランド)
CSKAモスクワ(ロシア) ― セビージャ(スペイン)
今シーズンもミラン-マンチェスターU、インテル-チェルシーなど、1回戦で対戦するにはもったいないカードが組まれることとなった。
アウェーゴールのいたずら
準決勝まではホームとアウェーの2試合を行い、その合計スコアで勝敗が決まる。合計スコアが同じ場合はアウェーゴールの多かったチームが勝ちあがるのだが、このアウェーゴールが過去に様々なドラマを生んでいる。
例えば02-03シーズンの準決勝ミラン-インテル戦。両チームともミラノのスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァをホームスタジアムとしているため、ホーム・アウェーとも同じスタジアムで試合が行われた。
第1戦は0-0、第2戦は1-1で合計スコアは1-1。しかし第2戦がインテルのホームとして行われていたため、ミランがアウェーゴールをあげたことになりインテルが敗退、一方のミランは決勝でユベントスを破り優勝している。もしもホームの扱いが逆だったならインテルが優勝していたかもしれない。インテルにとっては悔やみきれない1戦になってしまった。
決勝の地、サンティアゴ・ベルナベウ
決勝戦は1試合のみの1発勝負、開催地はシーズン開始前から決まっている。今シーズンはスペインのサンティアゴ・ベルナベウ(Rマドリーのホームスタジアム)で開催される。カカやCロナウドなど多くのスター選手を獲得したRマドリーは、是が非でも自分たちのホームスタジアムでチャンピオンズリーグ(CL)の優勝カップを掲げたいだろう。
しかし、連覇を狙うライバル・バルセロナや、昨シーズン決勝で苦汁をなめたマンチェスターU、悲願の初優勝を狙うチェルシーなど強敵は多い。さらに初戦の対戦相手リヨンには欧州カップ戦で勝ったことが無い(0勝2敗2分)。Rマドリーにとってはいきなり正念場を迎えることとなった。
ビッグイヤーの行方
CLの優勝カップのことを「ビッグイヤー」と呼ぶ。これはカップの両側に付いた取手の部分が大きな(big)耳(ear)のような形をしているためこのように呼ばれている。今シーズン、サンティアゴ・ベルナベウでビッグイヤーを掲げるのは、はたしてどのクラブになるのか。決勝戦は2010年5月22日(日本時間5月23日未明)、ヨーロッパNo.1のクラブが決まる。
(ビルマニア)
【参照】
UEFA公式サイトhttp://jp.uefa.com/competitions/ucl/index.html





