ジェイク・ギレンホールのプリンス度
(2010年6月)
アバター後遺症?
2010年、『アバター』で始まった私の映画鑑賞履歴。その頃「アバター症候群」なんて言葉が世間では言われていましたが、私は「症候群」ならぬ「アバター後遺症」にかなり苦しみました。あれ以来、2Dで映画を観ても全然世界に入り込めず、かといって3D映画を観に行っても『アバター』ほどの3D効果は得られず・・・という困った事態に。
大作が続々と
もう上半期が過ぎようという頃になり、ようやく2D映画に慣れて(?)きました。これから夏休みに向けて娯楽大作が次々と公開されるこの時期、まずは一つ押さえて後遺症から完全に抜け出したいところです。
というわけで、そんな癒しを求めて、6月×日に静岡有楽座で『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』を観てきました。
ストーリー
繁栄を極める古代ペルシャ王国。幼少時に国王に見初められ養子となったダスタン。勇猛果敢な王子に成長したダスタンは、ある日叔父と二人の兄王子と共に、敵国に武器供与の疑いのあったタミーナ王女が治める聖地アラムートを制圧する。しかし、戦勝の宴で父王が毒殺され、その濡れ衣をかけられたダスタンは、タミーナと共にアラムートを脱出し、真相を暴く旅に出るが…
© Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer,
Inc. All rights reserved.
ディズニー×ブラッカイマー
主演は『ブロークバック・マウンテン』のジェイク・ギレンホール。監督は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のマイク・ニューウェル。製作はジェリー・ブラッカイマー。“ウォルト・ディズニー×ジェリー・ブラッカイマー”は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズに続くタッグです。
有名ゲームが原案
この映画の魅力の一つは、何と言ってもダスタンが繰り広げるパルクールです。近年、アクションシーンにパルクールはすっかり定着していますが、この映画では原案となったゲームの動作を忠実に再現するために取り入れたとか。そのパルクールを、第一人者といわれるダヴィッド・ベル(『アルティメット』主演の一人です)が監修したと聞き、期待して観に行ったのですが…
完璧なパルクール
ダスタン役のジェイク・ギレンホールがパルクールを完璧にこなしているのには本当に驚きました。これまで演技派の印象が強かったので、こんなにもアクションが出来る俳優だとは思わなくて……期待以上!かなり嬉しい裏切りです。
しかも、長髪+ビルドアップされた体で登場するので、冒頭のシーンは一瞬「誰??」と思ったくらい。これまでのイメージをまさに一新!です。
魅力的なキャラクター
それでいて、「心優しく、勇猛果敢な王子」だけれど「孤児だった過去」を背負っていたり、「最愛の父王を殺した濡れ衣」に苦しんだり、といったキャラクターの厚みをさらりとみせるのはジェイクならでは。彼が本格的アクションに初挑戦した新鮮さと、純真なキャラクターのそれが不思議とリンクしていて、まるでディズニー映画の王子様が実写で表されているかのようです。
© Disney Enterprises, Inc. and Jerry Bruckheimer,
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アニメ顔??
舞台が中東ということもあってか、映画を観ながら頭をよぎったのがディズニーアニメーションの『アラジン』。じゃじゃ馬なお姫様と心優しく勇敢な王子(『アラジン』では王子のふりでしたけど)が魔法のアイテムを使って悪者に立ち向かう――構図がちょっと似ている気がして。
この映画も“時間の砂”という重要なアイテムが登場しますし、よくよく見るとジェイクの顔はディズニーアニメーションに登場しそうな顔立ちかも?(大きな目と、高くて長い鼻に、笑い方とか、似ていません?)
純真な気持ちで
ディズニーアニメーションの王道のようなキャラクター設定やストーリー展開は、子どもから大人まで誰もが安心して楽しめる内容です。ちょっと展開にご都合主義なところがなきにしもあらず、ですが……とにかく“ファンタジー”ですから。理屈っぽいことは言わずに、子どもの頃のように純真な気持ちで観てください。
評価は…童心に返った懐かしさも含めて、☆☆☆☆。5つ付けてもいいのですが、この映画こそ3Dで製作したらもっと面白かったのではないかと。続編を3Dでぜひ観てみたいですね。
王子様っぷりをスクリーンで
エキゾチックで壮大な雰囲気や、迫力のアクションシーンなど、「これぞハリウッドメジャー」といった魅力を、ぜひスクリーンでご堪能ください。特に女子!ジェイク・ギレンホールの王子様っぷりは一見の価値あり、ですよ♪
(dial M)
【参照】
ディズニー・オフィシャル・ホームページhttp://www.disney.co.jp/





