南極から地球がみえる
朝日と南極の100年
講演に行くとよく聞かれます。「なぜ中山さんが南極へ?」。「選んだ人に聞いて」と言いたいところですが、「体力と根性を見込まれたのでしょうか」と答え、あとは朝日新聞と南極の歴史的つながりを少々。(2012年2月)
白瀬南極探検100周年
1月28日は何の日かご存じでしょうか? 日本人で初めて南極を探検した白瀬矗中尉率いる探検隊が、南緯80度5分に達した日です。1912年のことで、今年はちょうど100周年を迎えます。(2012年1月)
真実とドラマ
TBS系ドラマ「南極大陸」が話題になりましたね。放送開始後すぐに私の所へもラジオや雑誌インタビュー、講演の依頼が次々に舞い込みました。(2012年1月)
「宇宙からの使者」南極は隕石の宝庫
小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還にわいたのは1年余り前。私も感動しましたが、ちょっぴり悔しさも。持ち帰った微粒子に皆、大注目でしたが、南極ではその何万、何億倍もかもしれない地球外物質がみつかっているのに、あまり知られていないんですよね。隕石のことです。(2011年12月)
自然にどっぷり 極寒の野外生活
水や電気がないとどれほど不便か、震災で多くの人が味わったことでしょう。「温かいふとんの上で寝られるってすごい」——なんて普段は考えませんが、長い野外生活をした後は実感します。(2011年11月)
津波で氷崩壊?まさか!
「東日本大震災の津波が、南極大陸に達して棚氷が壊れた」。そんなニュースが先頃報じられました。発表したのは米航空宇宙局(NASA)。でも私は「まさか?」と信じられませんでした。そんなものいつだって壊れるからです。(2011年10月)
ペンギンも衣替え
暑い時に「暑い!」と言っちゃいかんと思いつつ、でもやっぱり……とけてしまいそうな日差しにはうんざりですね。こんな時「地球で一番寒い南極の話は一番!」と伊豆で講演させていただきましたが、冷房のない体育館で、聞く方も話す方も汗だくでした。(2011年9月)
水の中の不思議な世界
初夏の日差しでも冷たさが残る三陸の海に潜水取材しました。津波の爪痕が残る海には、ソファ、柔道着……見上げると家の壁が浮いていました。海底で見つけた写真には少女とほほえむ男性。生活のにおいが海中に眠る不思議な光景でした。(2011年8月)
太陽のない季節 頭はもやもや
桜の花びらが舞い散り、新緑が山を彩り、そして夏へ向かっていく季節は、あふれ出す色と光を実感します。でも南極は逆です。白い氷の世界の色はとてもシンプル。冬へ向かい、太陽が出る時間は日に日に短くなって、暗くなる一方です。(2011年7月)
自然と共に生きる
まぶしく輝く氷、陽光にほんのり茜色に染まる雪原……、心奪われる美しい顔を見せたかと思えば、時に牙をむく。それが南極の自然です。(2011年6月)
地質で分かる「歴史絵巻」
津波が家をなぎ倒し、町をのみこむ生々しい映像は、まるでSF映画のよう。大震災は現実感をも吹き飛ばす衝撃でした。「動かざること山の如ごとし」なんて言葉もありますが、足もとをすくう激震に「大地は動くのだ」とすさまじい力を改めて思い知らされました。(2011年6月)
知っていますか
南極から? 地球が見えるって、宇宙からじゃないの?
いきなり突っ込まれそうですが、見えるんですよ、地球が! もちろん南極に立って、丸い地球が見えるわけじゃありません。(2011年5月)
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